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<html lang="ja">
<head>
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="ebutils.css">
<link rev="made" href="mailto:m-kasahr@sra.co.jp">
<title>ebzip コマンド</title>
</head>
<body>
<p>
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</p>
<hr>
<h2><a name="summary-of-options"><code>ebzip</code> のオプション一覧</a></h2>
<p>
<code>ebzip</code> コマンドは、伝統的な一文字オプション名と覚えやすい長い
オプション名の両方を扱うことができます。
長いオプション名を表すには、<samp>-</samp> ではなく <samp>--</samp> を
用います。
オプション名が一意に決まる範囲内で、名前の後方部分を省略することができます。
</p>
<dl>
<dt><code>-f</code></dt>
<dt><code>--force-overwrite</code></dt>
<dd>
確認を求めずに、既に存在しているファイルを上書きします。
このオプションは、情報出力の動作のときや、<samp>--test</samp>
(<samp>-t</samp>) オプションを指定したときは無視されます
(詳しくは、<a href="ebzip-04.html#overwrite-old-files">「古いファイルの上書き」</a> を
参照のこと)。
<dt><code>-h</code></dt>
<dt><code>--help</code></dt>
<dd>
ヘルプメッセージを標準出力に出力して、終了します。
<dt><code>-i</code></dt>
<dt><code>--information</code></dt>
<dd>
指定された CD-ROM 書籍の圧縮状態を出力します
(詳しくは、 <a href="ebzip-06.html#information">「情報出力」</a> を参照のこと)。
<dt><code>-k</code></dt>
<dt><code>--keep</code></dt>
<dd>
出力側のファイルを書き込み終わっても、対応する入力側のファイルは
削除しません。
このオプションは、情報出力の動作のときや、<samp>--test</samp>
(<samp>-t</samp>) オプションを指定したときは無視されます
(詳しくは、<a href="ebzip-04.html#compression-example-2">「圧縮の実行例 (2)」</a>
を参照のこと)。
<dt><code>-l <var>整数</var></code></dt>
<dt><code>--level <var>整数</var></code></dt>
<dd>
圧縮レベルを指定します。
<var>整数</var> は、<samp>0</samp>、<samp>1</samp>、<samp>2</samp>、
<samp>3</samp>、<samp>4</samp>、<samp>5</samp> のいずれかでなくては
いけません。
レベル 0 は、最も速いものの圧縮率は最悪です。
レベル 3 は、最も遅いものの圧縮率は最良です。
指定しなかったときのレベルは 0 です。
このオプションは、圧縮以外の動作のときは無視されます。
(詳しくは、<a href="ebzip-04.html#compression-level">「圧縮レベル」</a> を参照のこと。)
<dt><code>-n</code></dt>
<dt><code>--no-overwrite</code></dt>
<dd>
既に存在するファイルがあった場合、上書きの確認を求めずに、そのファイル
は飛ばして次のファイルに進みます。
このオプションは、情報出力の動作のときや、<samp>--test</samp>
(<samp>-t</samp>) オプションを指定したときは無視されます。
(詳しくは、<a href="ebzip-04.html#overwrite-old-files">「古いファイルの上書き」</a>
を参照のこと。)
<dt><code>-o <var>ディレクトリ</var></code></dt>
<dt><code>--output-directory <var>ディレクトリ</var></code></dt>
<dd>
出力側のファイルを置くディレクトリを指定します。
指定しなかったときは、カレントディレクトリ (<samp>.</samp>) になります。
このオプションは、情報出力の動作のときや、<samp>--test</samp>
(<samp>-t</samp>) オプションを指定したときは無視されます
<dt><code>-q</code></dt>
<dt><code>--quiet</code></dt>
<dt><code>--silence</code></dt>
<dd>
情報、警告メッセージを出力しません。
ただし、圧縮・伸長時に出力側のファイルが既に存在していると、
<code>ebzip</code> はその出力側のファイルを上書きして良いかどうか
訊いてきます。
この質問を抑制するには、<samp>--force-overwrite</samp>(<samp>-f</samp>)
または <samp>--no-overwrite</samp>(<samp>-n</samp>) を指定して下さい。
このオプションは、情報出力の動作のときは、無視されます
<dt><code>-s <var>型</var></code></dt>
<dt><code>--skip-content <var>型</var></code></dt>
<dd>
無視するファイルのデータ型を指定します。
<var>型</var> は、データ型の名前をカンマ (<samp>,</samp>) で区切って
並べたものでなくてはいけません。
<code>ebzip</code> が現在のところ認識するデータ型の名前は、
<code>font</code> (外字のフォント)、<code>graphic</code> (画像データ)、
<code>sound</code> (音声データ)、<code>movie</code> (動画データ) です。
指定しなかったときは、どのファイルも無視されません。
<dt><code>-S <var>副本</var></code></dt>
<dt><code>--subbook <var>副本</var></code></dt>
<dd>
圧縮・伸長・情報出力の対象とする副本を指定します。
<var>副本</var> は、副本のディレクトリ名をカンマ (<samp>,</samp>) で
区切って並べたものでなくてはいけません。
指定しなかったときは、すべての副本が対象になります。
(詳しくは <a href="ebzip-04.html#partial-compression">「一部だけの圧縮」</a> を参照
のこと。)
<dt><code>-t</code></dt>
<dt><code>--test</code></dt>
<dd>
圧縮・伸長したデータを、実際のファイルには書き込みません。
このオプションは、情報出力の動作のときは無視されます。
(詳しくは <a href="ebzip-04.html#test">「テスト」</a> を参照のこと。)
<dt><code>-u</code></dt>
<dt><code>--uncompress</code></dt>
<dd>
CD-ROM 書籍を伸長します。
(詳しくは <a href="ebzip-05.html#uncompression">「伸長」</a> を参照のこと。)
<dt><code>-v</code></dt>
<dt><code>--version</code></dt>
<dd>
バージョン番号を標準出力に出力して、終了します。
<dt><code>-z</code></dt>
<dt><code>--compress</code></dt>
<dd>
CD-ROM 書籍を圧縮します。
(詳しくは <a href="ebzip-04.html#compression">「圧縮」</a> を参照のこと。)
</dl>
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<hr>
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</p>
</body>
</html>
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